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投資の前にふるさと納税で家計費の節約を始める。魅力やおすすめサイトを徹底解説

投資ブームが到来した昨今において、「自分も投資を始めてみようかな」と考えている人もいるでしょう。

ただ、投資というとハードルが高く感じてしまいます。

そのような人は、ひとまず「ふるさと納税」から始めてみることをおすすめします。

例えば、ネット界の超有名人・ひろゆき氏は、ベストセラー『1%の努力』の中でふるさと納税について語っています。

あなたは、ふるさと納税をやっているだろうか。

どうせ払う税金なんだから、モノがもらえたほうがいい。その仕組み自体は、やらない理由がない。それなのに、「なんかめんどくさそう」と思って調べないのは、やはりダメな行動パターンだと思うのだ。

引用元:1%の努力(ひろゆき 著)

この記事では、なぜ投資の前にふるさと納税をおすすめするのか、ふるさと納税の魅力やおすすめサイトはどこなのかということについて詳しく解説していきます。
 

投資の前にふるさと納税をおすすめする理由

では早速、投資の前にふるさと納税をおすすめする理由について、詳しく見ていきましょう。

2000円で返礼品がもらえる

ふるさと納税を行うと、寄付した金額から2,000円を差し引いた金額分だけ、税金の負担が減ります。

そして、納税した地域から米・肉・食料・お酒、といった返礼品を受け取れば、家計費の削減につながります。

税金の仕組みは複雑で、詳細は理解しづらいですが、「2000円を個人がでふるさと納税した地域から返礼品を受け取ることができる」と考えるとシンプルです。


税金控除の詳細は下の通りです:

ふるさと納税は「所得控除」と「税額控除」の組み合わせになります。
そして、控除は(1)所得税分、(2)住民税分、(3)住民税の特例分の3つに分かれます。

(1) 所得税分
ふるさと納税額から2,000円を差し引いた金額が所得金額から控除されます。
所得税を計算する際の基準になる所得が小さくなるのです。

軽減される税額は(ふるさと納税額-2,000円)×所得税率です。
この段階では、所得税率が高い、つまり、高収入の人ほど軽減税額は多くなります。

(2) 住民税分
ふるさと納税額から2,000円を差し引いた金額の10%を住民税額から「税額控除」します。
  
住民税の納税金額が2000円少なくなるのです。

寄附金控除の仕組みでは、(1)と(2)の合計が軽減税額になります。

(3) 住民税の特例分
ふるさと納税額から2,000円を差し引いた金額の(100%-10%-所得税率)を住民税額から「税額控除」します。寄附金控除の仕組みでは控除できない部分も、特例として控除できる、ということです。

上記の(1)~(3)を合計すると、収入の多寡に関わらず誰でも、ふるさと納税額から2,000円を差し引いた金額分だけ、税金の負担が減ることになります。

ふるさと納税に興味はあるのに躊躇してしまう理由

とはいえ、ふるさと納税に興味を持っている人の中には、中々行動に移せずにいる人も多いです。

では、なぜ興味があるのに躊躇してしまう人が多いのかということについて、詳しく見ていきましょう。
  

手続きが面倒くさいと思っている


ふるさと納税に興味はあっても、「手続きが面倒くさそうだな」と感じ、躊躇してしまっている人もいます。

確かに、ふるさと納税の手続きや申し込みというのは若干面倒くさいです。

手続きには2種類の方法があります

  • 確定申告
  • ワンストップ特例制度

ふるさと納税を行った後の確定申告が面倒くさいと考えているサラリーマンの方は多いものです。


ワンストップ特例制度

この制度は、次のような利用条件があります。

  • 寄付先は1年間で5つの自治体まで
  • サラリーマンなど、税金の計算は勤務先が代行してくれる人のみ


申請書を記入すれば手続きが完了します。

申請書は寄付をした自治体から送られてきますし、総務省や自治体のホームページからもダウンロードすることができます。

この申請書に必要事項を記載して提出すればいいだけですので、意外と簡単に手続きを終えることができるのです。

これらの条件に当てはまらない場合、ふるさと納税による税金控除を受けるには確定申告を行う必要があります。

確定申告する際に寄付金控除を追加するのはふるさと納税のメリットを考えると、割に合わない手間ではないはずです。
 

ふるさと納税サイトでおすすめはどれ?


ふるさと納税というのは、基本的に専門のサイトから行う形になるのですが、サイトは1つではなく複数存在しています。

基本的にはどのサイトを使っても問題ないのですが、あまり慣れていない人のために、代表的なサイトをいくつか紹介していきます。

ふるなび


ふるなびは、家電製品の取り扱いが多いサイトとなっています。

また、掲載されている自治体も500を超えているため、自分の好きな自治体をストレスなく選ぶことができるでしょう。

食品などの掲載もあるのですが、他のサイトと比べると若干数が少ない傾向にありますので注意が必要です。

ふるなび

さとふる

さとふるは、ソフトバンクのグループ会社が運営しているサイトです。

このサイトは、
・申し込みがしやすい
・返礼品を探しやすい
というメリットがありますので、初心者から人気を集めています。

また、決済方法にもたくさんの種類がありますので、自分の好きな方法で支払いを行うことが可能です。
  

ふるさと納税ニッポン!


ふるさと納税ニッポン!というサイトは、それぞれの自治体の生産者や事業者に取材を行っているため、返礼品の情報がかなり正確です。

また、返礼品に関する口コミなどもかなり充実していますので、初めての人でも満足できる返礼品を探すことができるでしょう。
  

ふるさと納税を行うときに覚えておくべきこと


ふるさと納税ができるサイトはいくつか存在していますが、サイトの利用数などに制限はありませんので、複数サイトから申し込みをしても問題ありません。
  
また、それぞれのサイトに特徴がありますが、基本的にはどのサイトも同じと言えますので、自分が欲しいと思える返礼品が用意されているサイトを使ってみると良いでしょう。

ただ、サイトによってはキャンペーンを開催しているケースもありますので、複数のサイトをチェックしてから申し込みをしてみることもおすすめです。
  

まとめ:ふるさと納税は面倒でも始めよう

ふるさと納税をすることで、節税効果を得ることができますし、税金を支払うだけではなく返礼品を受け取ることも可能になります。

ふるさと納税を行わなかった場合、ただお金だけを支払うことになりますので、損してしまうことになるのです。

手続きや確定申告について面倒くさいと感じる人がいるかもしれませんが、蓋を開けてみるとそこまで難しくないことに気づけると思いますので、是非試してみることをおすすめします。

「面倒」だからふるさと納税を始めていない方は多いものです。「考えるのが面倒だから」「調べるのが面倒だから」、、、少しの手間を惜しんで行動を起こさない姿勢は、ふるさと納税で手にする返礼品以上に失っているものは大きいはず。

小さな一歩を踏み出す手間を惜しんではいけません。

ふるなび

  

この記事を書いた人
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