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40代を迎える前に転職した方がいい人のサイン|20代・30代から人生の選択肢を広げよう

現在働いている職場で転職を考えている人は、他の仕事・企業に希望を抱いているかもしれません。

もし、その希望を現実のものにしたいのであれば、退職後の失敗も想定しつつ、転職は早い時期に経験しておいた方がよいでしょう。

特に、20代・30代の時点で現職に不満がある人は、40代を迎える前にキャリア・スキルを強化した上で、稼げる人材・役に立てる人材として自分を売り込む能力を身に付けた方が賢明です。

無理をして自分に合わない職場で働き続けると、心身の不調などのサインを見逃してしまい、せっかくの人生を棒にふってしまうリスクもあります。

この記事では、40代を迎える前に知っておきたい「転職した方がいい人」のサインについて紹介しつつ、20代・30代のうちに人生の選択肢を増やすための方法についてお伝えします。
 

40代を迎える前に転職した方がいい人のサインとは

人間は誰しも、年齢を重ねるうちに健康状態やキャリアに不安を感じるようになります。

30代までは気にする必要がなかったことも、40代になれば嫌でも気になるようになるものですし、転職エージェントに登録するかどうか真剣に迷う時間も増えることでしょう。

特に、これからご紹介するサインが日々の暮らしの中で出てしまっている人は、それは「今の職場から転職した方がいい」ことをはっきりと示しています。

毎朝のように不安感・気だるさを覚える

月曜日の朝など、休み明けの出勤日は、誰でも少なからずストレスを感じるでしょう。

しかし、それが出勤日だけでなく休日も続くようなら、それは転職した方がいいことを示すサインかもしれません。

友人とケンカした・交際相手と別れたなど、明確な原因がある場合は別ですが、これといってプライベートで大きな問題が生じていないのに不安感・気だるさが続くようであれば、それは現在の職場に原因がある可能性があります。

仕事が忙しくない職場であっても、人間関係に問題があって、状況を改善させる糸口が見つからない場合は、当然心身を病みやすくなるでしょう。

ここで、現在の職場にとどまって問題を解決しようと試みるのも一手ですが、転職市場に勢いが見られる現代において、あえて厳しい道を選ぶ必要はありません。

環境が変わることによって、自分の未来に良い影響を与えられるチャンスがあるなら、早いうちに転職を決断することをおすすめします。

激務によって体調を崩している自覚がある

仕事にやりがいを感じていて、周囲の人間関係が一見良好に見える人も、実は注意が必要です。

激務が続く中で、知らないうちに体調を崩している可能性があるからです。

重要なプロジェクトを進めるために徹夜が続く・クライアントとのやり取りのため出張が多くなりがちなど、激務によって体調を崩している自覚がある人は、なおのことそのままの状況に甘んじているのは危険です。

本来自分にそのような働き方が向いていないにもかかわらず、評価や報酬・やりがいを優先していると、やがてバーンアウトしてしまうリスクは否定できません。

心身を休める時間を確保できないまま働くと、過労死のリスクが増大します。

現在の働き方に問題があることを自覚できているうちに、転職した方がいいサインを見逃さず、別の未来を選択すべきです。

会社の人間関係で愚痴が出続けている

働き始めてすぐ、あるいは数年以上働いてからも、職場の愚痴が出る状況は要注意です。

誰しも、言いたいことを我慢し続けているのは強いストレスを抱える結果につながりますが、いつまでたっても愚痴が抜けない人は、現在の職場が自分に合っていないのかもしれません。

特に、経営者・上司に対する愚痴がたくさん出ている場合、それは単なる相性だけの問題ではなく、そもそも自分に適していない領分で働いていることが原因かもしれません。

自分より上の立場に進言して状況がすんなり改善するとは限りませんし、経営者・上司目線で考えなければ分からないことも多いと分かっているはずなのに、いつの間にが愚痴が出ている日々が続くと、やがては自分の部下・後輩からも白い目で見られるでしょう。

何より、そんな職場で働いている自分自身に幻滅し続ける状況がずっと続くのは、人生の無駄遣い以外の何物でもありません。

一度、自分が不満に感じている問題をまとめて、自力で解決できない問題がたくさんあるなら、思い切って職場を離れることを検討してみましょう。

関連記事:

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一生懸命働いているのに貯蓄ができていない

日夜懸命に働いているはずなのに、いつまでたっても貯蓄ができない状況なら、それも転職した方がいいことを示すサインかもしれません。

いくらやりがいがあっても、いくら周囲の人たちと仲が良くても、生活が成り立たないならそれは問題です。

生活上の問題が生じた際に、対処するための蓄えがない状況が続くと、次第に人生を変えようとする意欲を失ってしまうでしょう。

そうなる前に、他の職場・働き方を検討することは、決して悪い選択肢ではありません。

100%自分の望む収入を得られるとは限りませんが、現職のキャリアを活かしつつ転職できる職場で、現在よりも年収が増える見込みがあるなら、求人に応募する価値は十分あります。

自分の能力を過小評価せずチャレンジすることが、新しい人生の扉を開くきっかけになるはずです。

10年後の自分の未来が想像できる

ただ「なんとなく」現在の職場で働いていて、年収は上がらないけど生活はできている状況が続いていると、次第に10年後の自分の未来が見えてくる錯覚に陥ることがあります。

しかしながら、その未来が正しいように思えて、そこにある種のあきらめを感じている人は多いかもしれません。

公務員など、定年退職を前提とした形の仕事以外は、基本的に何らかの変動があってしかるべきです。

人間も、年齢を重ねるごとに変化する生き物ですから、あまりにも日々の暮らしに変化がない状況が続くと、人生に対するモチベーションを失ってしまうおそれがあります。

趣味やプライベートでの発展が望めない状況が続いているなら、仕事の面で変化を与えるのも一手です。

すぐに転職先を決める必要はありませんから、まずは求人情報を眺めてみる・転職に必要な資格取得にチャレンジしてみるなど、新しい動きをかけてみるのもよいでしょう。

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なぜ、40代を迎える前に転職した方がいいサインを見極める必要があるのか

先にお伝えした「転職した方がいいサイン」が出ている人は、なるべく早いうちに転職等の手段によって、人生を立て直すための戦略を練った方がよいでしょう。

なぜなら、40代を迎えてから転職をスタートさせようとすると、非常に厳しい状況に立たされるリスクがあるからです。

40代以降の転職は難易度が高くなる

もし、40代以降に転職を試みると、20代・30代と比較して、転職の難易度は大きく上がります。

例えば、過去に求人情報の中で「35歳未満(長期勤務によるキャリア形成をはかるため、例外事由3号のイ)」という表記を見たことがある人がいるかもしれませんが、求人情報を出すにあたり年齢制限が設けられる例は少なくありません。

また、表記上は年齢制限を設けていなかったとしても、ターゲットとなる人材のイメージが30代の場合、当然ながら30代が有利になるでしょう。

企業としては、できるだけ自社にとって有益な人材に長く働いてもらいたいものですから、一定のキャリアがある人材を積極的に採用している企業を除き、求職者が選べる選択肢が狭まってしまうのです。

また、年齢の高い新入社員というのは、どうしても現場での扱いにくさがネックとなります。

自分が40代の新入社員の上司になった場面を創造すれば、イメージが湧きやすいでしょう。

こういった事情から、基本的に40代の転職は難易度が高いものと理解しておいた方が賢明です。

関連記事:

・40代の転職・人生の優先順位のつけ方について。軸とポイントを明確にしよう

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培ってきたスキル・キャリアが選考条件のベースとなる

年齢問わず採用が積極的な企業に巡り合えたとしても、年齢そのものが採用の決め手になる場合を除いて、基本的には「年相応」のスキル・キャリアが求められます。

よって、ほとんどの企業でポテンシャル採用は見込めないため、主に経歴・スキルを見定める書類選考で落ちる確率が高くなります。

また、40代以上の人材を採用したい職場の多くは、やはり特定の分野のスペシャリストやマネジメント経験者を採用したいと考えます。

勤続年数だけでスキルをアピールできるわけではないため、採用担当者に訴える経歴がない人は、なかなか希望の職場に採用されない日々が続くことでしょう。

しかし、20代・30代のうちに転職先を探せば、少なくとも30代前半まではキャリア形成を見越した採用枠にチャレンジすることができます。

30代までに転職した方がいいサインが出ている人は、できるだけ早く転職を見据えましょう。

企業側はミスマッチを避けたい

採用難で悩む多くの企業は、できるだけ優秀な人に多く入社してもらいたいと考える一方で、何とかしてミスマッチを避けたいとも考えています。

40代で転職を考える場合、企業側のニーズにも考えを巡らせる視点が大切です。

具体的には、求職者の立場から一歩引いて「自分が採用担当者だったら自分を採用するかどうか」考える時間が必要になるでしょう。

すると、以下のような意見が頭の中に浮かぶかもしれません。

  • 前職の経験が長いので、新しい職場に柔軟に対応できないかもしれない
  • 未経験の業種では十分な力を発揮できないかもしれない
  • 給与に満足できないかもしれない
  • 健康の面で不安があるかもしれない

採用担当者の視点から考えたとき、必ずしも若年者に比べて採用リスクが高いとは言えませんが、少なくともポテンシャルでカバーできる要素は少ないものと推察されます。

40代以降の転職は、採用担当者のミスマッチに関する懸念を払拭する情報を、応募書類や面接でアピールしなければならないのです。

そもそも希望する求人が見つからない

ここまでお伝えしてきたことは、あくまでも「条件に合致する転職先がある」場合の懸念材料です。

40代以降になると、そもそも希望する求人が見つからないことも、決して珍しいことではありません。

かといって、まったく畑違いの職場に挑んでも、成功する可能性は低いでしょう。

40代は、ともすれば転職という選択肢そのものが選べなくなるリスクがあるのです。

何とか転職先を見つけても、収入減や体調不良等によって、一気に生活状況が悪化することも十分考えられます。

40代以降の転職は、自分が自信を持ってアピールできるキャリア・スキルが無い限り、原則として思ったようにはいかないものと押さえておきましょう。

20代・30代のうちに選択肢を広げよう

転職の成功率を高めるためには、20代・30代の時期を有効に活用することが大切です。

比較的社会人経験が浅いうちから、転職できるジャンルの選択肢を広げる努力をすることが、40代での仕事・転職を有利に進めることにつながります。

「好きなこと」・「やりたいこと」に絞って転職をするリスク

転職の経験が少ないと、周囲の声や自分の感情に転職の方向性が左右されがちです。

いわゆる「好きなこと」・「やりたいこと」に照準を絞って転職活動を行う人は、企業に搾取されるリスクが高まります。

  • この仕事が好きだから、給料が安くてもしょうがない
  • この仕事がやりたいから、今は修行と思って頑張る
  • この仕事がしたいから、プライベートはどうでもいい

こういった思考にとらわれると、自分がつらい状況に陥っていても、自分をだまして頑張ってしまい、やがてはパンクしてしまいます。

本当に好きなこと・やりたいことをできている人は、それだけのスキル・キャリアを備えていて、自己主張が正しい形でできるはずです。

この点において、意識の転換ができていないと、転職に失敗し続ける未来になるおそれがあります。

自分の市場価値を高めてから転職に挑む

転職を考える人の多くは、残念ながら近視眼的な考え方で転職を決断します。

もちろん、転職した方がいいサインが出ている状況で転職すること自体は問題ないのですが、何の対策も立てずに転職活動をスタートさせてしまい、失敗が続くケースも数多く見られます。

例えば、たくさんの案件が見つかるからといって、安易な気持ちで転職エージェントに登録しても、自分の理想の求人を紹介してくれるとは限りません。

転職エージェントのキャリアアドバイザーも、転職によって報酬を得る立場ですから、求職者の事情を考慮した求人ばかりを紹介することは難しいのです。

ただ、逆に考えれば、あなたがハイクラスの案件・スペシャリストの案件を幅広く紹介できる人材であれば、より多くの求人を紹介しやすくなります。

そのためには、自分の市場価値を高めた上で転職活動を行うことが大切です。


長期的な視点で考えて、転職に役立つスキル・キャリアを手に入れよう

転職を成功させるためには、長期的に役立つスキル・キャリアを手に入れる努力が必要ですが、自力でそれを実現できる人は決して多くありません。

そこで役立つのが、自分の可能性を広げるためのキャリア支援・パーソナルトレーニングを受けることです。

専属のトレーナーがキャリアアップのコーチングしてくれる「キャリドラ」は、現時点で具体的な転職先は決まっていないものの、将来的には納得度の高い転職先を見つけて転職したいと考えている人におすすめのサービスです。


多くの人が失敗するキャリアを選んでしまう理由や、それを避けるために必要な考え方を、具体的なカリキュラムに落とし込んでいます。

再現性の高いカリキュラムが組まれているので、実践的なスキル・知識を手に入れつつ、中長期的な視点からキャリアアップが見込めます。

これから転職しようと考えているものの、具体的な行動が起こせていない20代・30代の方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

おわりに

転職した方がいいサインが出ている人は、極力早いうちに対策を講じなければ、人生を立て直すのに思った以上の時間がかかってしまうかもしれません。

40代をひとつのタイムリミットに据えて、自分のスキル・キャリアを広げることを意識した行動を起こしましょう。

なお、すでに40代を迎えてしまった方は、こちらのサービスもおすすめです。

この記事を書いた人
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