40代で転職を決意した人の中には、
「ある程度のポジション、年収を目指したい」と思い、ハイクラス・シニア転職に強いJAC リクルートメント に目を付けた人もいるのではないでしょうか。
JACリクルートメントというエージェントは、数ある転職エージェントの中でもかなり良い評判をずっとキープしており、筆者はJACリクルートメントとは「転職希望者」「採用担当者」として20年以上のお付き合いがあります。
とりわけ、外資系に強い他エージェント(例えば、エンワールド・ジャパン、ロバート・ウォルターズ)と比べて、最近のJACリクルートメントのコンサルタントの質の向上は特筆すべきものがあると思っています。
外資系に強いだけでなく、日本企業の案件、日本人コンサルタントが多数在籍し、日系・外資のハイクラスな管理職ポジションを狙っている転職希望者にとっては非常に心強い存在です。
日系企業がグローバル展開を加速する中、海外関連業務に携わるグローバル人材や、外資系企業のサービスを当社では「インターナショナル領域」と定め、強化しています。
JAC公式ホームページより引用
このインターナショナル領域による事業比率は50%以上と、業界内でも圧倒的なシェアを確立しています。
また、グループ会社のJAC Recruitment International Ltdが擁する海外10ヵ国のJAC Recruitmentとの強力なネットワークを生かすことで、海外進出により事業の拡大を図る日系企業に対する人事面に関する情報やアドバイスを提供したり、海外の求人に対応できることも当社の強みです。
この記事では、なぜJACリクルートメントの評判が高いのか、登録に向く人はどのような人なのかということについて、詳しく解説していきます。
では早速、JACリクルートメントの評判が高い理由について、詳しく見ていきましょう。
JACリクルートメントというのは、日本で誕生した転職エージェントではありません。
元々はロンドンで生まれた日系の転職エージェントだったのです。
このようなこともあり、
の案件が多く、これまで積み上げたキャリアを活かして転職したいと思っている40代には最適なエージェントと言えます。
JACリクルートメントは、「30代から50代で後悔しない転職」というのをコンセプトとして掲げています。
円グラフはJACリクルートメントの公式HPから引用した2018年の転職決定者の年齢分布です。
利用者の90%近くが30歳以上、40歳以上の転職決定者が半数を超えており、40代以上のハイクラス転職を目指す方にとって心強い実績です。
取引企業数は約25,000社、WEBにのらない非公開求人の割合も60%と高い水準です。
このようなことから、高年収案件を数多く取り扱っていて、ほとんど全てが年収700万円以上、シニアなポジションだと1500~2000万円以上のポジションが大きなボリュームゾーンとなっています。
JACリクルートメントは全年齢を対象とした転職エージェントではなく、ターゲット層を絞り、その条件に合う人に特化した転職エージェントだと言えるのです。
JACリクルートメントでは、コンサルタントの教育を徹底しています。
そのため、誰が担当になったとしても、一定水準のサービスを受けることができるのです。
例えば、
このようなことを厳守しているのです。
また、このサービスマニュアルはホームページにも記載されていますので、気になる人は確認してみてください。
この内容を見て、
「こんなの当たり前の事でしょ?」
と思った人もいるでしょう。
しかし、意外とこの当たり前のことを守れていないエージェントは多く、不満を感じている人もいるのです。
そのような人は、JACリクルートメントを活用することで、満足のいくサービスを受けながら、希望に沿った企業を見つけることができるでしょう。
次に、JACリクルートメントの弱点について、詳しく見ていきましょう。
JACリクルートメントでは、より良い求人を紹介するために、案件を厳選しています。
そのため、他の転職エージェントのように、希望に近い求人を一気に紹介してもらって、その中から選ぶという事は中々できません。
そのため、基本的には紹介された5件前後の案件から、自分に合ったものをじっくり選ぶという形になるでしょう。
先ほども解説したように、JACリクルートメントではコンサルタントの教育を徹底しています。
そのため、対応方法やサービスがマニュアル化されていることが多く、中には冷たいと感じる人もいます。
このようなことから、
「友達や先生にように親身になって寄り添って欲しい」
と考えている人にはあまり向かないかもしれません。
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次に、JACリクルートメントの登録に向く人の特徴について、詳しく解説していきます。
逆にこれから紹介する特徴に当てはまらなかった場合は、残念ながらJACリクルートメントは向いていない可能性が高いため、他のエージェントを探してみる事をおすすめします。
専門技術を持っている30代以上の管理者候補は、JACリクルートメントに向いていると言えます。
というのも、JACリクルートメントは30代以下のキャリアが浅い人をターゲットとしてないため、仮に登録できたとしても案件を紹介してもらえない可能性があるのです。
また、専門技術があれば、より好条件の案件を紹介してもらえたり、転職直後から上位の役職が付くことが多いので、ぜひ活用してみてください。
次は、学歴や経歴に自信がある人です。
JACリクルートメントでは、大企業や外資系企業、グローバル企業を中心に扱っているため、転職者にも高い能力を求める傾向があります。
そのため、既に高い能力や学歴、経歴を持っている人の場合は、より良い条件の企業を紹介してもらいやすくなるのです。
JACリクルートメントで扱っている案件の多くは、英語やその他外国語の能力が必須になっていることがあります。
グローバル化の進む現代で外国語、特に国際語として利用されている英語、のコミュニケーション能力・ビジネスの経験は多くの会社で管理職に求める必須のスキルとなりつつあります。
ビジネスパーソンが持つべき能力としてのニーズは今後ますます必要になると考えられていて、管理職として迎え入れる候補者に期待するレベルは高まる一方です。
そのため、外国語の能力が高い・英語での職務経験のある候補者には、良い条件の案件が集まる傾向にあります。
JACリクルートメントは、30代以上の管理者(候補)をターゲットにしている転職エージェントです。
日系・外資に関わりなく、多くの優良案件や高年収案件を持っていて、コンサルタントの質が高いため、かなり評判が高いのです。
ただし、
などのデメリットもありますので注意しましょう。
また、JACリクルートメントは30代以上の世代をターゲットにしています。経験の少ない20代の方に向いた案件が少なく、30代以上、40~50代の方に向いたエージェントです。
JACリクルートメントの利用を検討している人は、「向いている人」の特徴に当てはまっているかどうかを確認してから登録を行いましょう。
JACリクルートメントは味方につけると非常に頼りがいのあるエージェントです。
特に外資系・日系グローバル案件、で高い役職で転職を考えている方にとって「登録必須」のエージェントです。
ハイクラス・シニア転職向、外資系を中心に管理職を目指す方にピッタリの転職エージェントをまとめました:
エンワールド・ジャパン
JACリクルートメントと並んで、非常に勢いがあって心から推薦できるエージェントです。大手外資系、日系グローバル企業の求人数が豊富で、転職成功者の満足度が非常に高いエージェントです。
ロバート・ウォルターズ
エージェントの優秀さと幅広い職種の豊富な求人情報をもつエージェントです。スピード感に定評があります。また、公式サイトの転職アドバイス(職務経歴書の書き方、面接対策、他)は詳細で役に立つコンテンツが多くじっくりと読み込むことを強くおすすめします。