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キャリアカーバーの評判と特徴:日系企業の管理職への転職を成功する

CAREER CARVER(キャリアカーバー)はリクルートが運営する、ハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイトです。

40代~50代で管理職のポジションへの転職に興味がある人の中で「キャリアカーバーを使ってみようかな」と思っている人は少なくないでしょう。

「年齢」や「転職回数」を気にせず、「経験」「スキル」を重視する傾向にある外資系企業が、管理職向けの求人市場で多くの割合を占めています。

エンワールド、ロバートウォルターズ、JACリクルートメント、といった外資系企業に太いパイプを持つエージェントが多くの語学力を武器に出来る求職者のサポートをしています。

一方で、日本企業での管理職の転職成功をめざしている方も少なくなく、リクルートが運営しているキャリアカーバーはそうしたマーケットに強みを持っています。

この記事では、ハイクラス転職に特化したキャリアカーバーに登録するメリットと、デメリットについて詳しく解説していきます。  

キャリアカーバーってどんなエージェント?

キャリアカーバーというのは、誰もが知っているリクルートが運営している、ハイクラス向けの転職エージェントです。

登録を行うと、ヘッドハンターからのスカウトを受けることができ、自分に合った企業を探しやすくなるのです。

キャリアカーバーに登録するメリットは?

では、そんなキャリアカーバーに登録するメリットとは一体何なのでしょうか。

高年収案件が多い

まずは高年収案件が多いということです。

先ほども解説したように、キャリアカーバーというのはハイクラスに特化した転職エージェントですので、年収1000万円以上の案件を紹介されることも珍しくありません。

また、中には、

  • CEO
      
  • COO

などのポジションで募集がかかることもありますので、より高みを目指したい人には非常におすすめです。

ポジションが高く、求人の幅も広い

キャリアカーバーでは、シニア向けポジションがあり、求人の幅・年齢層の広さに特徴があります。

特にシニア向けポジションというのは、外資系に偏りがちな中では貴重な案件となりますので、中堅層は使ってみる価値があるといえます。

無料で利用できる

キャリアカーバーというのは、完全無料で利用できるかなりお得なサービスとなっています。

中には、

  • 利用料がかかる
     
  • 一部のサービスが有料になっている

という転職サービスもあるのですが、料金がかかってしまうと、

「早く転職を成功させなきゃ」

という気持ちが先行してしまい、空回りしてしまうこともあります。

キャリアカーバーの場合は、完全無料で利用できるため、自分のペースで慎重に転職活動を進めていくことができるのです。

キャリアカーバーに登録するデメリットは?

次に、キャリアカーバーに登録をするデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

これまでの年収やキャリアによって選別される傾向にある

キャリアカーバーは、ハイクラス案件を多数抱えていますが、このような案件に応募するためには高い能力が必要になることが多いです。

そのため、現時点での年収やキャリアによっては、案件が中々回ってこなくなってしまうことがあるのです。

関連記事:転職エージェントの対応が悪い?40代からの転職を成功させるコツは?

「今すぐ転職したい!」という人には向かない

キャリアカーバーは、ヘッドハンターからのスカウトを待ち、スカウトが来た段階で話を進めていくことになります。

そのため、

「今すぐ転職をしたい」

という人にはあまり向いていないといえるでしょう。

キャリアカーバーで転職を成功させるコツは?

では、キャリアカーバーでの転職を成功させるためには、一体どのようなコツを実践していけばいいのでしょうか。

レジュメの文章を詳細に作り込む

キャリアカーバー経由での転職を成功させるためには、レジュメをしっかりと作りこむことが大切です。

なぜなら、ヘッドハンターは登録者のレジュメを参考にして、スカウトするかどうかを決めているからです。

そのため、

  • 経験社数
  • 企業名
  • 部署名や役職名
  • 在籍期間
  • 業務内容
  • 持っているスキル
  • 学校種別

など、書けるところはできるだけ丁寧に埋めていきましょう。

キャリアカーバーの公式サイトの 履歴書の書き方と見本【テンプレートダウンロード】 は非常に参考になる記事です。

ハイクラス案件を目指す方、競争力のある履歴書を完成させるために、ぜひ目を通してください。
  

自分でも会社の情報収集を行う

キャリアカーバーを利用している人の中には、ただヘッドハンターからのスカウトを待ち続けている人がいるのですが、これでは効率的に転職をすることができません。

大切なのは、ヘッドハンターからのスカウトを待ちながら、自分でも様々な企業の情報収集を行うことです。

コンサルタントが付いた時に気になる企業について相談をすることも可能になり、より希望に近い形で転職を成功させられる可能性が高まるのです。

転職の覚悟を決めてスピーディーな対応を心掛ける

これはキャリアカーバーに限った話ではありませんが、転職エージェントを活用して転職を成功させたいと思っているのであれば、スピーディーな対応を心掛けることが大切です。

なぜなら、連絡が遅かったり、あいまいな返事をしてしまったりすると、その案件が違う人に取られてしまう可能性があるからです。

また、レスポンスが遅いと、

「転職の意思が弱い」

と判断されてしまい、案件を回してもらえなくなってしまうこともありますので注意しましょう。

関連記事:転職活動のスタートダッシュ!動けない自分を「すぐに」動かすための方法

まとめ

キャリアカーバーというのは、ハイクラス転職に特化した転職エージェントです。

ただ、従来の転職エージェントとは少し特徴が違い、登録後はヘッドハンターからのスカウトを待つ形になります。

そのため、登録時に記載できるレジュメは妥協せずに記載して、仮にヘッドハンターからスカウトメールが届いたら、すぐにでも返信をすることがおすすめです。

そうすることで、自分の希望に近い会社に転職し、キャリアを積み上げていくことが可能になるでしょう。

外資系の就業の経験・語学力は転職市場で高く評価される傾向にあります。

しかし、日系企業での成功体験・管理職として得たスキル・経験が高く評価されるのも当然です。

過小評価されないためにも、自分を高く売り込むためる転職エージェントを正しく選びたいものです。

この記事を書いた人
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