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リファーラル採用はハイクラス転職希望者にメリット大!友人紹介は大きなチャンス

「現役生活最後の転職」として、40~50代で転職活動を始める人が多くいます。

若い世代の転職と比べると時間がかかるケースが殆どです。

転職に成功した方からは「結局、友人からの紹介で転職に成功した」という話をよく聞きます。

40~50歳にもなって友人からの紹介で転職をするのはどうなのか?という疑問を抱えている人も多いと思います。

この記事では、友人の情報を転職のキッカケにしていいのか、について解説をします。

 

40~50歳から転職を始める人が抱える悩み

40~50歳から転職を始める場合に多くの方が抱えている悩みを見ていきましょう。

  1. 転職をしたいけど市場価値が下がっていそう
  2. 役職定年やリストラがありそう
  3. 若い社員が入ってきて自分の居場所がなくなりつつある
  4. 常に不安と闘いながら働いている

転職をしたいけど市場価値が下がっていそう

確かに転職市場で最もニーズが大きいのは、第二新卒・即戦力社員を中心とした「20代後半から35歳くらい」の将来のある人材です。

大手転職サービス「doda(デューダ)」を運営するパーソルキャリア株式会社が実施した調査によると、2020年に転職した人の平均年齢は32.0歳でした。

2020年に転職した人の平均年齢は32.0歳、男女別では男性が32.9歳、女性が30.1歳でした。2019年の平均年齢と比べ、全体では31.7歳から0.3歳、男性では32.5歳から0.4歳、女性では29.8歳から0.3歳とすべてで上昇し、いずれも調査を開始した2008年以降で最も高い年齢となりました。

引用元:転職サービス「doda」転職成功者の年齢調査(2020年版)

採用企業、エージェントの目は転職市場の最大のボリュームゾーンは30代前半の世代に向けられがちで、40~50代の採用は管理職クラスの人員補充がメインで、どうしても後回しになりがちです。

40代の転職は最近は珍しくありませんが競争は熾烈を極め、実力・経験をシビアに判定されます。

50歳であれば定年まで10年ほどの年齢になりますので、年齢だけで市場価値が落ちているのも現実です。

しかし、空きポジションは限られても、「中堅・上位層のキャリアと経験がある人材が欲しい」のニーズもあり、優秀な人材の採用を熱望する企業もあるのです。

限られたポジションを争う厳しい転職活動になりますが、正しくターゲットを絞れば、「年齢」という理由だけで市場価値が一気に低下することはありません。

役職定年やリストラがありそう

役職定年やリストラを心配している人も多くいます。

以前は終身雇用制度や、年功序列の風潮が強かったため、このような心配をする必要はありませんでした。

時代は変わり、今では実力主義や成果主義を採用する会社が増え、長く勤めた事実だけで会社に居続けられる保証はありません。

定年延長・廃止の社会のニーズもあり、年収の高くなった社員をこれから5~10年も同条件で延長雇用できない経営目線での本音もあり、役職定年・リストラを利用して会社全体の人件費を下げる必要もあります。

このようなことから、一定の年齢で役職を解く役職定年や、リストラの事例が増えています。

会社に留まる事、転職しない事、行動を起こさない事、は「仕事を続けられなくなるリスク」にもなるのです。
 

若い社員が入ってきて自分の居場所がなくなりつつある


若い社員が続々と入り、重要な仕事への若手社員の登用が増え、自分の居場所がないと悩んでいる人もいます。

「勤続年数」や「周囲が自分をどう思っている」が評価基準に大きく反映されていた過去の慣習は時代遅れとなり、疎外感を感じる40~50代の方も多い事でしょう。

こう聞くと、「待遇に不満がないならいいじゃないか」という人がいるのですが、人は年収だけでは仕事に意義を見出せないものです。

部下と話が合わなすぎる場合や、浮いていると感じてしまっている場合は、そのことがどこか心に引っかかってしまい、仕事に集中できなくなってしまうこともあるのです。 

仕事でハイパフォーマンスを発揮するためには、居心地やなじみやすさがとても大切になります。

パフォーマンスと会社の評価は強い関連性がありますので、居心地の悪い職場は「長く働く」うえでの大きなリスクとなるでしょう。

常に不安と闘いながら働いている


景気の悪化やコロナウイルスの蔓延により、倒産する企業も増えています。

つまり、会社員が絶対に安全の時代は終わっているということです。

このようなことから、

「このままこの会社で働いていていいのか?」

「いつ役職を解かれるのかな・・・」

というように、毎日不安と闘いながら働いている人もたくさんいるのです。

不安が大きくなりすぎて体調を壊す、精神的に不調を訴える方も少なくありません。

  

転職を友人からの紹介で決めてもいい?

様々な悩みを解決するために、転職を考えている人もいるのではないでしょうか。

とくに精神的に追い詰められる職場にいる方は「動かないリスク」をより強く意識するべきです。

そうしたタイミングで友人から声がかかったら、あなたはどうしますか?

「50歳にもなって友人からの紹介で転職をするのは恥ずかしい」

「ちゃんと自分で転職の道を切り開くべきだ」

と考える人は少なくありません。

しかし、友人から転職の誘いを受けた場合は、その誘いに乗ってみるのは、転職成功への近道となります。

  

リファーラル(友人紹介)採用のメリットって一体何?

友人から転職先を紹介してもらうことに関して、モヤモヤした気持ちを抱えている人がいるかもしれません。

この採用は「リファーラル採用」と言い、近年の転職市場でのトレンドになりつつあります。

では、そんなリファーラル採用の求職者のメリットとは一体何なのでしょうか。

 

情報を迅速かつ詳細に伝えてもらえる可能性が高い


まずは、その企業に勤めている友人や知人から具体的な情報を伝えてもらえる可能性が高いということです。

転職マーケットの最大ボリュームゾーンである30代の求職数を比べると、40~50代の高いポジション向けの求人数は限られています。

40~50代の転職市場は空きポジションが少ないため、規模が小さく、需要に比べて供給が少ないのが現実です。

幅広い求人情報をもつ大手・管理職の転職をターゲットにそうしたハイクラスの求人(多くが非公開)が集まりがちです。

転職を積極的に考えるのであれば、そうしたエージェントに登録、コンサルタントに積極的に働きかける必要があるでしょう。

40代であれば100社、50代であれば200社、に履歴書を提出する位の覚悟が必要です。

しかし、ハイクラス求人ともなると、タイミングがなによりも重要で、実力・やる気だけでなく、何よりも「運」が必要になります。

友人や知人からの紹介があった「運」を逃すべきではありません。

エージェントよりも先に情報が入ることも少なくありません。

エージェントには聞きづらい、少し踏み入った給料事情やその他の内容についても質問をしやすいため、より転職のイメージが湧きやすくなるメリットもあります。

 

条件の確認・仕事のイメージがしやすい

転職をするときは、できるだけ自分の希望が通るように交渉することが大切です。

しかし、友人や知人が一人もいない企業に転職をする場合は、見ず知らずの面接官や役員と面談、交渉をすることになるため、条件に関する融通・入社後の仕事のイメージが掴みにくいことがあります。

しかし、友人からの紹介であれば、

「もう少し給料何とかならないかな」

「今はそのポストしか開いていない?」

「そのポジションが空いている理由は?」

というように、様々な質問をすることができます。

会社の雰囲気も合わせて確認すれば「長く働ける会社かどうか」という40~50代にとって重要度の高い懸念も事前にある程度イメージできるでしょう。

 

リファーラル採用のデメリットって一体何?

たくさんのメリットがあるリファーラル採用ですが、デメリットもいくつか存在しています。

友人の主観が入るため客観的な判断が難しくなる

まずは友人の主観が入るということです。

メリットの項目で、「友人から具体的な情報を伝えてもらえる可能性が高い」と解説しました。

ただ、この具体的な情報や内容には、友人の主観が混ざることがあり、客観的な判断が難しくなることがあります。
  

友人の手前、積極的な交渉ができなくなることもある

友人が企業の関係者である場合、条件の融通が利きやすくなることもあります。

一方で、友人の手前、逆に積極的な交渉ができなくなってしまうことがあるのです。

積極的な交渉ができず、モヤモヤした気持ちのまま転職をしてしまうと、転職後に後悔してしまうものです。

絶対に譲れない条件がある場合は、しっかりと伝えることが大切です。

 

顔見知り程度の友人の紹介でもいいの?


場合によっては、

「顔を知っている程度の知人」

「何年も顔を合わせていない友人」

から声がかかることもあります。

昔からよく知っていて、尚且つ今も親交のある友人からの誘いであれば引き受けやすいでしょうか?

あまり関係性が深くない友人からの誘いの場合、どうしても躊躇してしまいますか?

転職においてはあまり関係性が深くない友人からの誘いも「良い縁」だと考えて幅広に検討してみることを強くおすすめします。

このようなつながりによる転職は、「弱い繋がりの強さ」と呼ばれ、転職においてはうまくいくケースが多いとされています。

「弱い繋がりの強さ」

調査方法:アメリカの社会科学者であるマーク・グラノヴェッターが、1970年に282人の男子ホワイトカラー(専門職、技術職、管理職)労働者を対象に面接法と郵送法によって行った調査。

調査目的:転職の情報をどう入手し、どのように雇用者とのマッチングが生み出さたのか、そのメカニズムを解明する。

調査結果:転職者は「強い紐帯を持つ(いつも会う)」人よりも、「弱い紐帯を持つ(まれにしか会わない)」人から就業情報を得る傾向が強い。また、弱い紐帯を用いた場合に、職位が高くなり、年収増加し、規模の大きい企業に転職する傾向が見られる。

引用元:マーク・グラノヴェッター「弱い紐帯の強み」が転職に有利な理由は?日本での調査事例も

普段から交流が深い友人は「似たもの同士」であることが多く、似たような情報を共有する傾向にあり、新しい仕事を探す上では必ずしも大きなプラスに働きません。

たまに会う人からのほうが、むしろ多くの新しい情報を入手する可能性が高いのです。

関連記事:弱いつながりが転職で役立つ?Giverの精神で有益な人・情報を集めよう! 

まとめ:転職を考えるなら「友人紹介」は良いキッカケ

友人・あまり交流のない友人からの紹介で「転職」という人生の大きな決断を左右されて良いのか、後ろ向きにとらえるのは、あまりに視野が狭くもったいない考え方です。

紹介による転職は「リファーラル採用」と呼ばれる採用形態で、近年トレンドになりつつあります。

特にハイクラスのポジションへの転職においては、友人や知人からの紹介で決めるのは、非常に有力な情報かつ強力なキッカケとなります。

友人や知人からの紹介で転職先を決めることで、たくさんのメリットを得られる場合があります。

特に親しくない友人からの紹介であっても、転職がかえって上手くいく研究結果もあります。

最後の転職のタイミングで友人から運よく声がかかるというのは、それだけで奇跡とも呼べることです。

エージェント経由で転職を探す場合と比べて、採用までの道のりが相当に容易になっているはずです。

誘いの話があったら積極的に話を聞きに行ってみることをおすすめします。

「あまり関係の深くない友人や知人から紹介を受けたんだけど・・・」と頭を抱えている人もいますが、前向きに捉えるべきです。

良縁で条件が合うのであれば話に乗ってみるのも1つの方法です。

常にアンテナを張り、幅広く交友関係をキープすること、チャンスを逃さないために心の準備をしておくことが、転職の成功確率を大幅にアップさせてくれませす。

この記事を書いた人
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