2021年12月30日
住宅ローンの返済がキツイ！自宅を売って住み続ける「リースバック」を知っているか？
コロナ禍もあって、住宅ローンの返済に困る人が増えています。
借り換えや金融機関の救済措置などでもローン返済が難しい場合、家を手放すしかないのでしょうか？
リースバックという手法を利用すれば、売却後に住み慣れた家に住み続ける事ができます。
「住宅ローンの支払が本当につらく、リースバックについて知りたい」
このように住宅ローンの支払に悩む人へ向けて、リースバックのついて色々とお話していきたいと思います。
人によっては非常に大きなメリットが感じられるリースバックですが、当然デメリットも存在します。
リースバックの基本、メリット・デメリットなどについてシンプルに解説していきます！
住宅ローンに本気で悩んでいる人、リースバックを検討したい方、ぜひチェックしてみてください。
リースバックとは
まずはリースバックの基本についてお話していきます。
リースバックは「セール＆リースバック」のことを指します。
- 自宅を売る
- 買主と賃貸契約を結ぶ
- 今まで通り自宅に住み続ける
このように自宅を売却しつつも、今まで通り家に住み続けることができます。
普通は自宅を売却した場合、アパートなり借家なり住む場所を探さなければなりませんが、リースバックの場合は今までと同じように住み続けることができるのです。
シンプルではありますが、これがリースバックの特徴、そして魅力と言えるでしょう。
住宅ローンに悩む人がリースバックを選ぶメリット
ここからはリースバックのメリットについてお話していきます。
リースバックのメリットについて知ることで、住宅ローンに悩む人や返済できない人がリーズバックを選ぶ理由が伝わることでしょう。
売却後も住む場所に困らない
まずリースバックの大きなメリットとして、売却後も住む場所に困らないという点が挙げられます。
先程も少し触れましたが、リースバックの場合、通常の住宅売却と違いその後も現住居に住み続けることが可能です。
売却後は賃貸契約を結ぶ形となりますが、愛着のある住居に住み続けることができるのは嬉しいものです。
家族や仕事の状況により引っ越しが難しい場合にも同じ家に住み続けられるメリットは大きいはずです。
自宅を売却・転居する場合、当然荷物の量も多いので引っ越し代も高額になりがち。
そういった費用も不要なので、住宅ローンの支払や家計のやりくりに困っている人にこそオススメできる仕組みだと言えます。
現金化までがスムーズ
リースバックの場合は現金化までの流れがスムーズかつスピーディーなのも大きなメリットです。
通常の住宅売買の場合は、先方が住宅ローンを組む場合、審査待ちの期間が必要になります。
場合によっては購入希望者のローン審査が通らなかったり、途中で別の物件に目移りしてしまい二転三転して、最終的に売買が流れるケースも少なくありません。
リースバックの場合は、専門的な「リースバック業者（サービス会社）」が買主になるため、現金化までの期間が非常に短いのです。
住宅ローンの返済や各種支払に悩んでいる人は、一刻も早く現金が必要なもの。
それ以外の場合でも売却を早く済ませたいと思うのは当然のことです。
自宅売却の現金化・住み続けるための賃貸契約、取引完了までが非常にスムーズに進むので、リースバック業者を活用したスムーズな手続きは住宅売買に慣れない人でも安心して手続きが可能なのです。
固定資産税が不要
リースバックの地味なメリットとして、今後は固定資産税が不要だという点も挙げられます。
リースバックの手続きが完了した後は、自宅の所有権がリースバック業者に移転します。
つまり毎年支払っていた固定資産税の支払いも今後は不要になるので、人によっては大きな節約につながるでしょう。
売却を周囲に知られない
また周囲に売却した事実を知られることが無いというのもリースバックのメリットの一つです。
例えば自宅を売却して近所のアパートなどに住んだ場合、いらぬ詮索をする人が出てくることもあるでしょう。
住宅ローンの返済に困ったことから、様々な詮索・疑惑を向けられ、居心地の悪い生活をする人も出てくるかもしれません。
リースバックを利用する場合は売却後にも自宅での生活が可能です。
リースバック手続きは基本的に業者とのやり取りだけが必要ですので、売却の経緯を周囲に知られる心配はありません。
賃貸契約の手続き後も今までと変わらぬ日々を過ごすことができます。
将来的に買い戻せる可能性も
最後に将来的に自宅を買い戻せる可能性があるという点もメリットと考えられます。
人によっては一時的に金銭的に困窮してしまい、泣く泣く自宅を売却するような人もいるでしょう。
そんな場合も「再売買予約権」を付けて契約をしておけば、リースバックを活用して一時的なお金の問題を解決し、将来的に愛着のある自宅を買い戻せるのです。
買い戻す場合は同等以上の金額が必要になりますが、一時的な出費で金銭が不足している場合、将来的に昇進、事業が軌道に乗る見込みが高ければ「一時的」な意味でリースバックを活用するのも選択肢の一つだと言えるでしょう。
知っておくべきリースバックのデメリット
様々なメリットがあるリースバックですが、同様にいくつかのデメリットも存在します。
リースバックを活用する上で大切なポイントですので、各デメリットについてもしっかりチェックしていきましょう。
売却額は相場より低い
まずリースバックのデメリットですが、売却額が通常の相場よりも低いケースが多いという点が挙げられます。
物件次第ではありますが、70～90パーセント前後の査定額になることが多いです。
リースバック業者が賃貸収入を得る「投資用不動産」として利回り重視で査定をするため、純粋な不動産としての価値での査定が難しいのです。
またリースバック期間が終了した後の不動産市場の変動リスク回避の意味合いもあり、どうしても売却額が相場よりも若干低めになってしまうことを覚えておきましょう。
買い戻し額が売却額より上がるケースも
買い戻し額が売却がよりも上がるケースがある点も、リースバックのデメリットです。
考え方としてはリースバック時の売却額が（業者視点で見た場合）仕入れ、（こちらが）買い戻し時の売却価格が売値のため、買い戻し時の金額が少し上がるのですね。
目安としては1.1～1.3倍程度であることが多いです。
このため将来的な買い戻し前提でリースバックを利用する場合は、予め差額分の負担額が増えるであろう点を考慮した上で動くのが賢い選択肢だと言えるでしょう。
リースバックを検討する際は一括サイトがおススメ
様々なメリット・デメリットのあるリースバックですが、査定額や今後の家賃などについては利用する業者によっても変わってくるもの。
そこで今あるリースバックサービス業者の選択には一括サイトを使って、自宅売却価格・売却後の家賃を問い合わせるのが便利です。
大手のサイトをいくつか紹介します
家まもルーノ – リースバック専門コンシェルジュ
HOUSE MATCH（ハウスマッチ）
これより「家まもルーノ」を例に、その特徴についてお話していきたいと思います。
リースバックを利用しようか迷っている人は、業界でも有名なサービスである「家まもルーノ」がなぜ選ばれるのかを理解した上で、業者を選択する参考にしてみてください。
最大10社で同時査定
家まもルーノが選ばれる理由として、最大10社までの同時査定ができる部分が挙げられます。
リースバックの場合は業者との直接取引になりますので、可能な限り高く売却価格・安い賃料の査定をしてくれる所を選ぶべきです。
先ほどデメリットの部分で、査定額は相場より下がるとお話してきましたが、やはり出来ることなら高い価格で売却をしたいもの。
一括比較サイトを利用することで、提携の不動産会社100社以上からあなたの状況に最適な不動産業者を見つけ、複数の業者の見積もりをまとめて提示してくれるのです！
自分で複数のリースバック業者に見積・査定を依頼すると、面倒なやり取りや時間が必要になってしまうもの。
だからこそ最大10社見積もりで、見積もり金額や条件がベストな業者を探しやすい一括比較サイトが好評なのです。
業者によっては5日～7日程度で現金化も可能で、住宅ローンをはじめ各種ローンの支払いに悩まされている人、借金返済に悩んでいる人にスピード感のあるやりとりができるのは何よりも嬉しい部分と言えるでしょう。
やり取りがスムーズ
やり取りがスムーズな点も一括比較サイトが評価されている理由です。
先の最大10社同時査定の際もそうですが、例えば「家まもルーノ」を利用する場合では、基本的には専属のコンシェルジュがつきやり取りが非常にスムーズになります。
「リースバック手続きは面倒くさそう」と敬遠している人もいるかもしれませんが、家まもルーノを活用すればリースバックが非常にスムーズに進みます。
早急に現金が必要な場合も、忙しく出来る限り早く全ての手続を完了させたい人も、家まもルーノなら安心してリースバック手続きを進めることが出来るのです。
自宅の所在地・建物の種類・法律サポートも選択の際に考慮する
リースバックを活用する際にはお住まいの地域に対応した業者探しからはじめなければいけません。
例えば「家まもルーノ」だと全国47都道府県対応していますが、業者のサイト・他の比較サイトでは必ずしも全国対応していません。
リースバックは、基本的にマンションでも一軒家でも住宅の種類に関わりなく対象になります。
業者によって、地域、建物の種類、で強み・弱みがあり、査定価格に違いが出る事も少なくありません。
法律の専門家といかに提携しているかも、売却後、賃貸契約締結後のアフターサポートとして欠かせません。
リースバックを利用する際には、利用者に合わせた必要なサポートを提供できる業者を選ぶ必要があるのです。
まとめ：住宅ローンの支払いに悩んだらリースバックも選択肢の一つに
今回は住宅ローンに悩む人に人気のサービスであるリースバックについて色々とお話してきました。
- 自宅を売却後も住み続けることができる
- 現金化までの流れが非常にスムーズで安心
- 固定資産税が今後は不要になり節約になる
- 売却額は相場よりも多少は低くなる点に注意
- 将来的に買い戻す場合は多少金額が上がる
上記のようなメリット・デメリットが存在しますが、人によっては非常に便利に活用することができるのリースバックなのです！
最近では様々な金銭的問題から住宅ローンは支払いはもちろん、家計全体が赤字で生活が成り立たなくなる人も珍しくありません。
だからこそ当たり前の生活を取り戻すために、リーズバックという選択肢を上手に活用する人が増えてきているのです。
「リースバックは最後の一手」なんてネガティブな声も聞きますが、上手に活用することで生活・家計を立て直すために有効な選択でもあるのです！
今回例に上げた「家まもルーノ」などは、リースバック関連のサービスの中でも特に評判が良いサービス。詳しい制度や査定価格などについての相談は無料な点も評価されています。
もしあなたが住宅ローンの支払や金銭・借金などの悩みを抱えているなら、一括サイトで無料相談・査定を試してみることをオススメします。
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